院長ブログ

こちらでは、東洋医学に関するちょっとタメになる⁉院長のブログ日々更新しております。ぜひご一読ください!

東洋医学の視点から解説

「お腹を冷やさないように」と、子どもの頃に言われていたひとも多いのではないでしょうか?

お腹は内臓が入っている場所なので、内臓を冷やしてしまうと血流が悪くなってしまい、手足が冷えやすくなってしまったりします

また、腸には免疫細胞の7割が集まっているため、腸の動きが低下すると、免疫細胞の活動も低下してしまうため、病気にかかりやすくなってしまいます。

東洋医学の視点から解説

夜に爪を切ることは「夜爪(よつめ)」といって、これが発音で「世詰(よつめ)」と聞こえるため、世詰は命が短くなるとか縁起の悪い言葉なので、夜に爪を切るという行為は「早死に」につなってしまうため、昔から縁起の悪い行為として伝えられていました。

東洋医学の視点から解説

丑三つ時には幽霊がでる…

こんな怪談話を聞いたことはありませんか?

丑三つ時というのは現在でいうところの午前2時~2時30分の間の時間帯のことを言います。

つまり真夜中ですね。

では、なぜ前後の子の刻や寅の刻ではなく丑三つ時のみが恐れられるのでしょうか?

東洋医学の視点から解説

商売をやっていると「ニッパチの法則」といって、2月と8月は売り上げが落ちるというは話しがあります。もちろん業種によっては、そんなことは関係ない話ではありますが、少なくても我々のような治療院業界でも同じように言われることがあります。

東洋医学の視点から解説

夏風邪は長引く。みなさんもこんな話を耳にしたことはあるのではないでしょうか?

そもそも、夏と言うのは暑さで寝不足になりがちだったり、夏バテで栄養がしっかりと摂れなかったりなど、体力や免疫力が落ちやすい時期でもあります。

そんな時に、冷房などで必要以上にからだが冷やしてしまったりしていると、風邪をひいてしまい、いつも以上に免疫力が落ちているため、からだの中に入り込んだウィルスの排出が遅くなってしまうため、長引いてしまいます。

東洋医学解説

水分代謝がわるくなってしまい、からだに溜まって水を東洋医学では水毒と言います。

あまりからだを動かさず運動不足であったり、お酒や氷が入ったドリンクなどの冷たい飲み物やアイスクリームなど冷たい食べ物を年中食べていると、からだが冷えて水分代謝が悪くなってしまうため、水毒が溜まりやすくなってしまいます。

東洋医学の視点から解説

暑くてもほとんど汗をかかないひとっていますよね。なかには運動をしてもほとんど汗がでないとか、顔からはでるけどからだからは出ないなど。

わたし自身は暑ければ汗をかくし、運動をすればしっかり汗をかきます。

じゃあ、汗をかかないのはなぜかというと、それは水分代謝がわるくなってしまっているからであります。

東洋医学の視点で解説

東洋医学では、病の原因のひとつに内因(ないいん)といって、喜怒哀楽などの感情も過度になると病気になると考えています。

そのなかでも特に、「思」という感情は、脾(胃)の調子をわるくさせると考えます。

〇〇のような症状の時にはどのツボを押せばよいの?

〇〇~のような症状の場合、どのツボを押せばよいですか?

これ、よく質問されます。

そして返答に困ります。

何故かというと、ツボと言うのはあくまで、〇〇~のような症状がでたときに、反応がでやす場所というだけであって、そのツボに反応がなければいくら押しても、鍼で刺しても効果はありません。

鍼灸治療について

鍼って痛くないの?

これ、たまに聞かれます。そして、大体の鍼灸院では「鍼は髪の毛ぐらいの細さなのでいたくありません!」と説明していたり、HPなんかを見ても大体そんな感じで書いてあります。でも、鍼がからだの中に入るっていうとやっぱり痛いんじゃないの?って思うと思います。

私の答えは、半分正解で半分間違っているです。

先ずは正解の方から。

鍼は確かに髪の毛ほどの細さで、なおかつ鍼先の形に工夫があります。その工夫とは、鍼先を尖らせると痛みを感じやすくなってしまうため、鍼先は丸くしてあり、刺したときの抵抗を少なくしてスムーズに非常に入るようにできています。

また、鍼そのものはクニャクニャと柔らかく柔軟性があるため、鍼を体内に刺したときに血管を避けて入っていきます。血管を突き破らなければ血はでないため、鍼を刺しても血がでないのはそのためです。

鍼自体にこのような工夫が施されていることから、鍼治療というのは基本的に「痛みがでない」ようになっています。

では次に、間違いの方へ行きましょう。

先述したように鍼そのものには、痛みがでないように工夫されています。が、その鍼を扱う術者の腕と患者さん側の刺激に対する感受性というのは非常に個人差があります。

鍼をブスブス刺しても全く平気、という人もいれば、極端の話し鍼が皮膚にあたっているぐらいでも痛みを感じる人もいます。

鍼をいくら刺しても平気という人はよいのですが、問題は後者の場合。刺激に対して、非常に敏感な方の場合、必要以上に刺してしまうと痛みを感じてしまったり、場合によってはドーゼオーバーといって刺激量が過剰になってしまい症状が悪化してしまったりするケースもあります。

そして、「鍼は痛かった」「鍼は怖い」「鍼は苦手」という人は後者の方がほとんどであったりします。

なので大事なのは、患者さん一人ひとりの体質をちゃんと把握して刺激量を間違えずに鍼治療をすること。これはどれだけベテランになってもこの判断は難しかったりします。

そして、この刺激量というのは過剰になってしまうのはもちろんダメなのですが、といって軽くやりすぎて刺激が足りなさ過ぎても効果がありません。ちなみにいうと、「鍼にいったけど効果がなかった」「鍼は効かない」という方は後者の方がほとんどになります。

あとは単純に、刺し方が悪いと痛みがでることがあります。これは術者の問題になります。

最初の問いに戻ると鍼は痛いのか?というのは鍼そのものには痛みがでないように工夫が施されているので痛くはないのですが、問題は鍼を扱う術者で、術者の扱い次第では痛いこともあります(^_^;)という、そんなお話しでした。

東洋医学の視点から解説

みなさんは、動き始めのときに「よいしょ」とか「よっこいしょ」なんて掛け声を、無意識のうちに発したことなんてありますか?

わたしは、毎回ではありませんが、ある年齢ぐらいになってからついつい発するようになった記憶があります('Д')

この無意識の掛け声を発すると、よく「年寄りくさい」などと言われることがありますよね。だから言わないようにしよう、なんて言う方もいるぐらいです(^-^;

では、なぜこの掛け声はついつい無意識で言ってしまうのでしょうか。

東洋医学の視点から解説してみたいと思います。

みなさんは、ポジティブとかネガティブっていう言葉って聞いたことがありますか?前向きな考え方をポジティブ、後ろ向きな考え方をネガティブって言ったりします。

東洋医学では陰(いん)と陽(よう)という考え方があって、自然界では日の当たる部分を陽、カゲになる部分を陰となります。そして、自然界にはこの2種類しか存在しません。さらにこの現象を、人間のからだにも当てはめて考えます。背中は陽、お腹は陰、頭は陽、足は陰など、いっぱいあります。これを陰陽論といいます。そして、陰はネガティブ、陽はポジティブって考えたりもします。

つまり、からだの中には陰の気と陽の気というのがそれぞれあって、交じり合っているのが元気な状態なのですが、からだが疲れていたり、年齢を重ねてくると、少しずつ陰陽の気が交じり合わなくなってきます

このような時からだはどうするのかと言うと、何か行動をおこそうと思ったときに「よっこいしょ」といって、気を合わせます

これが「気合い」です。

武道などでも集中したり、力を込めるときなどに、この「気合い」という言葉を使いますよね。

そう、つまりよっこいしょという掛け声は「気合い」いれている、ということなんです。※諸説あり

ということで、今回は「よっこいしょ」についてのお話しでした。

東洋医学の視点から解説

前回(ぎっくり腰のお話しpart2)では、腰に違和感を感じた場合にとってしまいがちな行動として、ストレッチと痛みの確認動作というお話しをしました。前回のお話しをご覧になっていない方は、ぜひぎっくり腰のお話しpart1からご覧になってみてください(^^)/ 今回は完結編です。ではいきましょう!

これはぎっくり腰に限ったお話しではないのですが、よく患者さんからは「痛くなった場合は温めた方が良いの?それとも冷やした方が良いの?」と質問があります。これはケースバイケースなのですが、ご自身がその立場になった時にもし迷われた場合には、基本的に冷やすを選択しておけば間違いありません。というのも、炎症というのはなので、熱を落ち着かせるためには冷やすが正解だからです。ただし、なかには「温めることによって血流がよくなり、それによって炎症物質が早く去り、痛みが落ち着く」という場合もあるため、温めることもあります。

ただ、この判断というのは一般のひとでは中々分からないことなので、基本的には冷やすで大丈夫です。

ただ、東洋医学では、そもそものからだの考え方として、「炎症というのは傷口の修復のために欠かせない反応であり、それをムリヤリ冷やすと、せっかく出ている熱がまた中に入っていってしまうので、結果として傷口の治りが悪くなると考えたりします。

では「それだと冷やしちゃダメなの?」と思う方もいると思うのですが、そういう訳ではありません。これは、我々鍼灸師側の視点からのお話になってしまうので皆さんはちょっとわかりにくい話になってしまうと思うのですが、例えば鍼灸治療では、熱を抜くような鍼の打ち方をします、熱を抜くというのは我々の業界での表現なので、あくまでもそのような意識で鍼をするということなのですが、いちおうこれが冷やすにあたります。

あとはお灸、お灸は熱を使うので熱いのですが、熱が起きているところに熱を加えることによって逆に冷やす、というなんだか禅問答みたいなお話しになっちゃいましたが(;^_^A 例えるなら、東南アジアなど暑い国では辛い料理があります。ただ、辛いものを食べると汗をかくしからだが熱くなりますよね?でも、汗というのはなんでかくかというと、発汗は熱をだすからだの反応だからです。辛い物を食べることによって、汗をかいて、からだを冷やす。これは暑い地方で生きていく為に、自然と考えられた、いわゆる生きていくための知恵みたいなものでもあります。

話しが少しズレましたが、炎症が起きているところにお灸をするというのは、これと同じで「炎症が起きているところに、お灸という熱刺激を加えることによって、炎症を落ち着かせる」という考え方に基づいた、治療方法になります。ただし、これをやるには鍼にしてもお灸にしても、かなり技術が必要になります。下手をすると逆に炎症が悪化しかねないので、私も鍼をやるときには、かなーり集中して慎重にやってます。

こんな感じで治療をしていくと、個人差にもよりますが、早い人は直後から「少し楽になってきた」と仰る方もいたりします。もちろん直後は全く変わらない場合もあるし、少しだけ良くなったかも?ぐらいに仰る方もいるしで、反応のでかたはかなり人によりけりではあるのですが、ただひとつ言えるのは「鍼灸治療をしていると、何も治療しなかった場合に比べて、痛みは早くよくなる」ということです。

よく「一発で治せる」とか謡っている治療院とか、患者さんでも「あそこに行くと一発で治る」なんて、言う方もいらっしゃいますが、それはそこに行ったから一発で治ったのではなく「一回やれば治る症状だった」ということです。どんな名医に治療を受けたとしても、一回では治らないこともいっぱいあります。なので、こんな謳い文句を言ってる人がいたとしたら「それはあなた場合の話しですよね…」と思って頂ければと思います。

で、結論としては、ぎっくり腰になったら、先ずはムリにストレッチとか痛みの確認動作はせず、安静にしてください。あとは、鍼灸治療という選択をチョイスできるのであれば、信頼できる鍼灸師がいるのであれば鍼灸治療もおススメします。

以上、ぎっくり腰のお話しについてでした。

次回はまた別のテーマでお話ししていきますのでお楽しみに(^^)/

東洋医学の視点から解説

前回は、どういう人がぎっくり腰になってしまうのか、というお話しをしました。今回はぎっくり腰になってしまったらどうすればよいの?というお話をしていきたいと思います。前回の内容をご覧になっていない方は“ぎっくり腰のお話しpart1”を是非ご覧になってください。それではいきましょう。

みなさん、ぎっくり腰というとその名の通り「ギクっと鳴って動けなくなる」というイメージが強い方が多いのかなと思います。このパターンのぎっくり腰というのは前回の“ぎっくり腰のお話しpart1”の最後の方でお話をした、重い物を持った時などに起きる捻挫タイプのぎっくり腰の中でもかなり重症ケースの場合になります。

そして、ぎっくり腰というのは俗称であって正式名称は「急性腰痛」です。つまり、急に腰が痛くなれば原因はなんであれ、ひとまず病院で診察をうければおそらくは「ぎっくり腰」ということになるかと思います(病名の診断は医師に限られていて、鍼灸師は病名の診断はできませんのでこのような文章にさせて頂きます)。

でも実際には、やった瞬間はそうでもなくて、徐々に痛くなって翌日動けなくなるというケースの方が圧倒的に多い印象です。具体的な例でお話をすると「朝、下の物を拾おうとしたときに腰に少し違和感を感じて、その時はぜんぜん何ともなかったんですけど、お昼ぐらいから徐々に痛くなってきて、夜寝る前にはけっこう痛くて、朝起きたらぜんぜん動けなくなってたんです」みたいな感じで、それが運動であったり、子供を抱っこしようとした時であったり、はたまた全く何のきっかけもなく急に違和感が…みたいな人もいます。きっかけや状況はもちろん人それぞれ様々なケースがありますが、ひとつ言えるのは最初は「なんとなく違和感があった」みたいな感じで、最初から強い痛みがドーンとくるわけではないということです。

これはどういうことかというと「違和感があった」この時点ですでに、筋肉や筋繊維、軟部組織なんかに傷がついているということが考えられます。そして、痛みというのは炎症物質といって傷口を修復するためにからだの中の傷を治すための細胞が傷口に集まって、炎症を起こさせて修復をする。この炎症が起きるまでに数時間かかるので、痛みがあとからやってくる。もちろん誰しもが痛いのはイヤですけど、痛みがないと動いてしまい、そうすると傷口が治らないため、からだは「炎症」という反応を起こさせて、動かさないようにして傷口の修復をはかるという、これが自然治癒力といわれるものになっています。

で、ようやく冒頭お話しをした、ぎっくり腰になってしまった場合にはどうすればよいの?というお話しにつながってくるのですが、一瞬で動けなくなるほどのぎっくり腰の場合には、基本安静にしている他ないので仕方ないのですが、問題は後者のパターンで起きる「最初は違和感」というタイプの場合です。この時に多くのひとがやってしまいがちなのが、一生懸命ストレッチをかけたりして動かすということです。この「動かす」という動作が、傷めた筋肉を引き延ばしてしまい、傷口に塩を塗っているのと同じような状態になってしまうため、後々おそってくる痛みが悪化してしまうということが非常におおいです。

なので、少しでも違和感を感じた場合には、その時点でもうムリをせず、極力安静に努める。これがとても大事になってきます。

あと多いのが、痛みの確認動作です。「この姿勢にすると痛いんだよな~」と思いながら、気になって何度も痛みが出る動作を繰り返してしまうことです。これは先ほど申し上げた傷口に塩を塗っている動作の極みですので、気になるのはわかりますが、気にしたところで治るわけではないのでこれはぜったいにやめましょう。

この続きはまた次回(^_-)-☆

東洋医学の視点から解説

ぎっくり腰になったことってありますか?

よく診療していると「腰が急に痛くなって診てもらえませんか?」と相談を受けることがあります。そして、次によく言われるのが「ぎっくり腰ではないと思うのですが…」と。

このぎっくり腰ではないのですが、というのがミソで、ぎっくり腰というのは正式名称でなく、世間一般的に言われているだけの俗称であり、正式名称は「急性腰痛」となります。

つまり急激に腰に痛みを感じれば、とりあえずは原因はなんであれ、程度の差はあれども「ぎっくり腰」となります。なので、急性腰痛の患者さんにはこれはぎっくり腰ですよ!と言っています。そして、患者さんの多くは、え⁉(まさか自分が?)みたいな感じになる方も、まあまあいます。中には、ぎっくり腰常連の方もいたりして、ご自身でわかっているツワモノもおられますが…。

痛みがでるきっかけは治療院に訪れるような方の場合には、大体が些細なことがきっかけであることが多いです。例えば、かがんだ瞬間、カーテンを開けようとしたとき、後ろの物を取ろうとした時など。これらのお話は実際に患者さんがお話をされていることです。そしてみなさんこの行為が原因で腰が痛くなったと考えます。

少し話を戻しますが、このぎっくり腰がなぜ起きるのかというと、ぎっくり腰自体の詳しいメカニズムというのは医学的には解明はされていないのですが、起きる人の傾向としては、疲労やストレスの蓄積、デスクワークや車の運転など同じ姿勢による腰への負担、寝不足など、がぎっくり腰がおきる前(数日~数週間)にやっていることが多いです。

原因は人それぞれなので、これ以外にもありますが、なんにせよ疲れをため込んで、腰へ慢性的な負担をかけていることがほとんどです。

閾値を例に例えると、0~100は痛みが出ていない状態で、痛みを感じ始めるのは100を超えたときとして、多くの方は腰の状態が0だったところから急に痛みがでた101になったと思っているのですが、実際は少しずつ負担をかけていて多くの方は90とか100近いとこまできていて、あとは何かのきっかけ(例えば、下のものを拾う、カーテンを開ける、前にかかんだ時、子供抱っこしようとしたときなど)でおきます。つまり、このような行為はただのきっかけであって本当の原因ではないということです。

からだが元気なときであれば、通常前にかがんだり、カーテンを開けるような程度では痛みは起こりません。つまり、その程度の動作で痛みがでてしまうぐらいに腰の状態が悪くなっていたと考えた方がよいのです。

ただ、中にはこれとは関係なしに起きるケースもあります。それは急に重い物を持ったり、捻ってしまったりなどのいわゆる腰の捻挫といわれる状況です。もちろん程度の差はありますが、こちらの場合はやった瞬間まったく動けなくなるケースが多いです。ぎっくり腰で出張治療に行く場合も、このケースが多いです。ほんとに動けずトイレもぎりぎり行けるかもしく間に合わない方もいたりで…個人的には重症タイプのぎっくり腰と思っているのですが、果たして鍼治療で治るのか、こちらも緊張感が走ります(;^_^A

いちおう言っておくと、重症タイプの場合でも少し時間はかかりますが治ります。治り方はケースバイケースなのですが、鍼治療をしてすぐによくなるというよりかは、直後効果はあまり感じられなくても、数日(多くは3日程度)治療を続けて行うと、改善が見られてきます。ぎっくり腰の場合は極論ほっておいても腰の炎症がおさまってくれば落ち着きます。ただ、ここまで重症タイプの場合だと、それには1週間と2週間とかかかることもザラではありません。おそらく鍼治療をせずにほっておけば1週間ぐらいはほぼ動けなかったんじゃないかなっていう方でも治療を続けていると3日目ぐらいから、いきなりではありませんが、動けるようになってるケースが多いです(今のところはですが)。

このように、急に腰に痛みを感じるということは、ただの結果であって、根本の原因にはその前段階として、腰に負担をかけている何かがあると、その何かを考えて、そこも含めて治療していくのが鍼灸治療になります。

次回は、ぎっくり腰が起きてしまった場合の対処法をお話ししていきたいと思います。

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