水は1日2㍑飲まなきゃダメなの?

水がからだに良い!とは限らない…?


「健康のために水を飲もう」水というの生きていくためには欠かせません。水はからだの60~70%を占め、からだに必要な栄養を運んだり、体温調節を行うなど、人が生きていくためには欠かせない存在です。

そして、水分が不足すると熱中症や脳梗塞、心筋梗塞などのリスクが高まります。

しかし一方で、からだの中の水の巡りが悪くなると、不調をきたすことがあります。東洋医学ではこれを「水毒(すいどく)」と言います。

水毒とは、読んで字のごとく、水が滞ることによってからだにとって毒になってしまう状態を指します。からだに余分な水分が溜まってしまうと、冷えやむくみが起きやすくなります。

さらに、水毒が溜まりやすい人は、胃腸の働きが弱いことが多く、そのような人は思慮深く慎重な性格の人が多いとも言われています。

体質がその人の性格に影響を与えるというのは東洋医学独特の考え方にもとづくものになります。

むくみや冷えが気になるなら水毒チェック!

以下の症状に3つ以上当てはまるひとは水毒が溜まっているかも⁉

  • お腹を触ると冷たい
  • お腹がちゃぽちゃぽする
  • クヨクヨと悩みやすい
  • 優柔不断
  • 乗り物酔いしやすい
  • 天気が悪いと体調を崩しやすい

水毒が溜まりやすい原因と対策

水毒が溜まりやすい原因の一つは水分代謝の悪さです。特に胃腸の働きが悪いと水の吸収が妨げられ、お腹に余分な水が残ってしまいます。

これにより血流や水分代謝が悪くなることによって、からだは冷えやすくなったり、むくみやすくなってしまいます。

これが進むと血液の巡りがさらに悪くなり、冷えがひどくなり、むくみが解消されないという負のスパイラルに陥ることもあります。これを防ぐために、以下の方法をご紹介します。

1.水分の摂り過ぎに注意する

「1日2リットルの水を飲もう」という話を聞いたことがあると思います。

でも、水分代謝が悪いひとが喉が渇いていなくても「水を飲まなきゃ!」と言って、ムリに飲んだりしていると、胃腸が冷えて働きが低下してしまい、からだが冷えやすくなってしまいます。

 

 

水分補給は「飲まなきゃ!」で飲むのではなく「喉が渇いたら飲む」ということが重要です。

からだは水分が必要な時にはちゃんと「喉が渇いた」「飲みたい」と自然と欲しますので、自分のからだの声に耳をかたむけましょう。

ただし、高齢者のどの渇きを感じにくくなっている事が多いので、水分摂取が少ないかなと感じた時には、ご家族など周りのひとが積極的に声掛けをして水分摂取を促してあげた方がよいでしょう。

水分補給は冷水ではなく、常温もしくは温かいものが望ましいです。

2.からだを冷やさない

寒い季節の外出時の防寒はもちろんですが、夏の暑い時期は冷房でからだを冷やしてしまうため、注意が必要です。

自宅だけではなく、電車やオフィス、お店など、現代社会ではどこに行っても冷房が効いていることが多く、人によってはエアコンが効きすぎて寒いと感じる人も少なくありません。

 

 

そのように自分自身で温度設定を調節することができないような場所に出かけるときには、ストールなど簡単に羽織れるようなものを持ち歩くと良いでしょう。

また、外側からの冷えだけではなく、アイスクリームや冷たいジュース、サラダなどの生野菜というのはからだを冷やしてしまいます。

外側からだけではなく、からだの内側からも冷やさないように気をつけましょう。

3.適度な運動

汗をかく、ということはからだに溜まった水毒を排出するのに非常に重要です。

とくに運動が不足してしまうと、筋力は低下してしまい、基礎代謝が低下し、血液や水の巡りが悪くなってしまうため、からだに水が滞りやすくなってしまいます。

4.水分代謝をうながすおすすめツボ

水分(すいぶん)

文字通り、水に関係するツボ。からだの余分な水分を排出する効果が期待できるツボ。

場所:へその中央から指1本分上。

三陰交(さんいんこう)

3つの経絡が交差するツボ。気血の巡りを整え、於血やむくみ解消に効果が期待できる。

場所:内くるぶしのてっぺんから指4本分上。骨のきわにあるくぼみ。

陰陵泉(いんりょうせん)

胃腸の働きを整え、からだの余分な水分を排出するのに効果が期待できるツボ。

場所:足(下腿)の内側にある骨のきわを膝の方になで上げ、指が止まるところ。

これらのツボをそれぞれ20秒~30秒程度、ほどよい圧で2~3セット、ゆっくりと押してあげてください。

それでも症状が改善されずにお困りなら

院長の塙です。
あなたのお悩みを解決します!​

東洋医学では、水毒が溜まりやすい人は

 

「脾虚(ひきょ)」

 

といって胃腸が弱いタイプの人が多いと考えられます。

 

それ以外にも、暴飲暴食で内臓に負担がかかり、水毒が溜まる人もいます。

 

症状の出方や原因は人それぞれ異なります。

例えば、胃腸が弱っているタイプの人には、胃腸を整えるツボを使って施術したり、お灸をしたりします。

また、暴飲暴食などで胃腸に負担をかけているような人は、負担となっている消化器に対して、アプローチするなど、当院では、一人ひとり丁寧に問診と診察を行います。

そして、マニュアル化されているような治療ではなく、それぞれに合わせたオーダーメイドの治療を提供しています。

このような症状でお困りの方は、ぜひ当院にご相談ください。

施術を通じて、気の巡りを改善し、健康で活力のある生活を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

当院では渋谷区、港区を中心に出張整体・出張鍼灸を行っています。

忙しくて時間が取れない、身体がつらくて外へでられないなど、そんなときはぜひはなわはりきゅう整体院の出張サービスをご利用ください。

 

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