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わたしたちのからだは、血液中のブドウ糖(血糖)を一定にたもつことで、脳や内臓が正常にはたらくように調整されています。
血糖が高くなりすぎると血管にダメージが、低すぎると脳がエネルギー不足になります。
そのバランスをたもつためにはたらくのが「ホルモン」です。
血糖値スパイクとは、「ごはんを食べたあとに血糖値が急激にあがる」こと。
健康診断では正常でも、ごはんを食べた後だけ異常な血糖値の変動がおこっている人がおおく、いわば“隠れ高血糖”とも言えます。
→ 主食ばかりの食事は、からだに吸収されやすく血糖値が一気にあがりやすくなります。
→ 野菜にふくまれる食物繊維がすくないと、糖の吸収がはやくなり血糖値が急上昇しやすくなります。
→ よくかまずに一気に食べると、満腹感がおくれて血糖値も急にあがりやすくなります。
→ 運動不足では余分な糖が体内にとどまりやすくなり、ストレスがおおいとホルモンの影響で血糖値が不安定になります。
→ 寝不足やあさい睡眠がつづくと、血糖値をさげるホルモン(インスリン)のはたらきがよわまります。
→ 油をまったく取らないと、食後の血糖値の上昇が速くなることがあります。オリーブオイルやナッツなど、良質な脂質を少量加えると、吸収がゆるやかになります。
まとめ
これらの習慣がかさなると、血糖値がジェットコースターのように上がったり下がったりするため、疲れやすい・イライラ・眠気・集中力低下など、こころとからだにさまざまな影響がでやすくなります。
血糖値スパイクをくりかえすと…
「なんとなく不調」をかかえたまま放置しているかたのなかには、こうした血糖値の乱高下が影響していることもおおいです。
東洋医学では、消化吸収をつかさどる「脾(ひ)」が弱ると、甘いものを欲したり、疲れやすくなると考えます。
→ 野菜にふくまれる食物繊維が、糖の吸収をゆるやかにしてくれます。
ごはんやパンなどの炭水化物は最後にたべるのがポイント。
→ かむ回数がおおいほど、胃腸の負担がへり、血糖値の上昇もゆるやかになります。
1口につき「20〜30回」を目安にかみましょう。
→ 食後すぐにすこしからだを動かすことで、筋肉が血中の糖をエネルギーとしてつかい、血糖値をさげやすくなります。
食器をあらう、掃除機をかけるなどでも効果があります。
→ おやつは「お腹が空いてから」少量にするのがコツ。ナッツやチーズ、ゆで卵など血糖値があがりにくいものを選ぶとよいでしょう。
→ 清涼飲料水やフルーツジュースは、急激に血糖値をあげるので注意。
お茶や水、無糖の炭酸水などが安心です。
→ 睡眠不足やストレスがあると、血糖値をさげるインスリンのはたらきがにぶくなります。リラックスする時間や、質のよい睡眠をとることも血糖コントロールにたいせつです。
むかしから「足三里にお灸をすえると長生きする」とも言われる有名なツボです。
胃腸のはたらきを整え、からだ全体のエネルギー(気)をおぎなってくれるため、疲れやすいかたや、胃もたれ・食欲不振などにおすすめです。
膝のお皿(膝蓋骨)の下の外側から指4本分(約7~8cm)さがったところ。すねの骨(脛骨)の外側のくぼみ。
親指で「気持ちいい」と感じる強さで、5秒くらいグーッと押す。3回くらいゆっくりくりかえす。お灸ができる人は、温めるのもおススメです。
胃の真上に位置し、消化器系全体のバランスをととのえてくれる役割があります。胃の不快感や、ストレスによる食欲のみだれなどが気になるときにつかいます。
おへそとみぞおちの中間地点(体の真ん中、正中線上)。あお向けでお腹をリラックスさせた状態でさわるとすこしへこむ部分。
指でやさしくゆっくり押すか、手のひらで温めるようにあてる。カイロや温かい手であたためるのもおススメです。
足の親指の付け根、内側のふくらみのすぐ下のくぼみ(第1中足骨の内側の下)。
気や血の巡りを改善し、内臓の疲れやむくみを軽減する効果が期待できます。
親指でやさしくギュッと押す。お風呂上がりや足湯のあとに押すとより効果的。
鍼灸ではこれらのツボを用いて、内臓の働きを整え、血糖値の安定を促す施術を行います。
院長の塙です。
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