ぎっくり腰はなぜ起こる?
つらい痛みを早く和らげるための対処法と出張整体のすすめ
 

突然の「ぎっくり腰」──動けないほどの痛み、その原因は?

「急に腰が痛くなって、立てなくなった…」

「かがんだ瞬間にピキッときて、それから動けない…」

こうした急な腰の痛みを、一般に「ぎっくり腰」と呼ばれ、正式には急性腰痛(きゅうせいようつう)といいます。

実は、ぎっくり腰はただの“筋肉の痛み”だけではなく、関節のズレ、筋膜や靭帯の過度な緊張、神経の圧迫など、いくつかの原因が重なって起こる複雑な症状です。

なぜ、ぎっくり腰っていうの?

ぎっくり腰の名前の由来には、急に腰が痛くなることから、びっくり腰と呼ばれていたものが、ぎっくり腰という呼び名で定着したという説があります。

ぎっくり腰はドイツ語で「Hexenschuss」(魔女の一撃)と言われます。

中世ヨーロッパ時代から使われる表現ですが、それまで元気だった人が腰の痛みで急に動けなくなってしまうことから、これは魔女の仕業ではないのか、と思ったものと思われます。

なぜ、ぎっくり腰になるのか?

ぎっくり腰は、次のようなタイミングで起こることが多いです

  • 長時間座りっぱなし → 急に立ち上がったとき
  • カーテンを開けようとしたとき
  • 荷物を持ち上げようとしたとき
  • 季節の変わり目や冷え込んだ朝
  • 下に落ちてる物を拾おうとかがんだとき

つまり「ちょっとした動き」がきっかけで起きることが多いですが、その背景には、疲れ・姿勢のゆがみ・冷え・ストレスなどが隠れていることがほとんどです。

東洋医学からみた「ぎっくり腰」

東洋医学では、ぎっくり腰はこんなふうに考えられています

  1. 冷えや湿気によって「気(エネルギー)」や「血」の流れが悪くなり腰の動きが止まってしまう。
  2. 肝(筋肉)や腎(骨)の働きが弱っていると、ちょっとした負荷で傷めやすくなる。
  3. ストレスや疲労がたまると、気の巡りが悪くなり、からだが硬くなりやすい。

そのため、表面的な筋肉だけでなく、内側のはたらき=体質も整えることが重要です。

鍼灸・整体でできること

  • 整体では…

腰や骨盤のズレ、筋肉のバランスを整えて、神経の圧迫をやわらげます。そして、痛みをかばって崩れた姿勢や動きを、元に戻すサポートをします

  • 鍼灸では…

痛みをやわらげるツボに鍼を打ち、筋肉の緊張をゆるめます。血の巡りを良くし、炎症を早くおさえる効果もあります。

使用するツボの例

  • 委中(いちゅう)…腰痛の基本のツボ。ひざ裏にあります
  • 腰腿点(ようたいてん)…手の甲のツボで腰の痛みをやわらげます
  • 腎兪(じんゆ)…腰の奥の力を高めるツボ

※炎症が強いときは、患部に直接ではなく、遠くのツボを使ってやさしく整えていきます。

出張整体のメリット

ぎっくり腰は、「とにかく動けない」のが最大の悩みです。

整体院まで行こうとしても、「移動がつらい」「待合室に座っていられない」「帰りの移動が地獄…」こんな声をよく聞きます。

本来、ぎっくり腰の急性期は安静がもっとも良いため、来院するための移動も腰には大きな負担となってしまいます。

なので、店舗の場合、痛みが強いときには、「2~3日自宅で安静にして、痛みが落ち着いてから来てください」、と伝えたりすることもあります。

出張施術なら、

  • ご自宅の布団やベッドでそのまま受けられる
  • 施術後はすぐに横になって休める
  • 体勢や環境に合わせたケアができる

ので、回復のスピードがまったく違います。

よくある施術の流れ(ぎっくり腰の場合)

  1. 状態のヒアリング(いつ・どこが・どう動けるか)
  2. 無理のない姿勢で全身をチェック
  3. 鍼灸で炎症ポイントや全体のバランスを調整
  4. 再発防止のための姿勢アドバイスやセルフケアをお伝え

※当院では、ぎっくり腰の施術は基本的に鍼灸施術にて対応させていただきます。

ぎっくり腰を「くり返さないからだ」にするために

痛みが引いても、からだのクセや体質がそのままだと、再発しやすくなります。

  • 姿勢のゆがみ
  • 腰を支える筋肉の弱さ
  • 血流の悪さやストレス
  • 内臓の疲れ・冷え・自律神経の乱れ

これらを少しずつ改善することで、ぎっくり腰を起こしにくいからだをつくることができます。出張専門のはなわはりきゅう整体院では、こうした「根本から整えるケア」も一緒におこなっています。

それでは、急に起きるぎっくり腰を避けるためには、日頃からどんなことを注意しておけばよいでしょうか?詳しくみていきましょう。

1.正しい姿勢を意識する

肩が丸くなってしまうような、猫背の姿勢は腰への負担が大きくなってしまいます。

背筋を伸ばして、顎を軽く引く、頭のてっぺんが天井から糸で引っ張られるようなイメージで姿勢を正しましょう。

椅子に座るときは、お尻を後ろにグッと突き出して、そのまま背筋をまっすぐ起こすような状態で座ると、腰に負担がかかりません。

2.日常の生活動作に注意する

床に落ちているようなものを拾うときや子供の抱っこなど、腰だけを曲げるような動作はもっとも腰に負担がかかってしまいます。

しゃがむ時や重い物を持ち上げるようなときは、必ず膝を曲げて腰を落として、背筋は伸ばした状態で動作を行うことが大切です。

3.適度な運動

運動不足になると、筋肉や関節が硬くなってくるため、ぎっくり腰が起きやすくなってしまいます。

普段から、からだを動かすことで筋肉を柔軟にしておくことが大事です。

ただし、すでに痛みが出てしまっているような状態の時には、運動はやらない方がよいでしょう。

筋肉の炎症が増して痛みが強くなってしまう可能性がありますので、運動は痛みが落ち着いてからの方がよいでしょう。

ぎっくり腰の治療について

院長の塙です。
あなたのお悩みを解決します!​

ぎっくり腰は、からだからのSOSサイン。

単なる「動きすぎ」ではなく、がんばりすぎたからだが限界を迎えて、動けなくなってしまったサインです。

薬やシップだけでごまかすのではなく、しっかりと整えて、回復を早め、再発しないからだをつくりましょう。

はなわはりきゅう整体院では、施術を通じて、気の巡りを改善し、健康で活力のある生活を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

当院では渋谷区、港区を中心に出張指圧マッサージ・出張整体・出張鍼灸を行っています。

忙しくて時間が取れない、身体がつらくて外へでられないなど、そんなときはぜひはなわはりきゅう整体院の出張サービスをご利用ください。

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