なんでPMSになるの?

PMSって何?
 
月経の3~10日前に起こる、こころやからだの不調をPMS(月経前症候群)といいます。
 
こころの症状
 
イライラする、感情の起伏が激しくなる、気分の落ち込み、無気力感など。
 
からだの症状
 
眠くなる、食欲が増す、肩こり、頭痛、にきび、腹痛、腰痛など。
 
PMSの原因
 
PMSの原因ははっきりとわかっていませんが、排卵後に増加してくるエストロゲンやプロゲステロンという女性ホルモンが関わっていると考えられています。
 
年齢によって症状が変化
月経が始まる思春期頃から症状が出始めるひもいますが、年齢とともに症状が強くなっていく傾向にあります。
 
女性のライフステージが影響
一般的には、出産経験のある女性の方が、イライラ、怒りっぽくなる、攻撃的になるなど、こころの症状が現れやすい傾向にあります。
 
ただ、妊娠・出産だけではなく、仕事や生活環境の変化によるストレスなども影響があると考えられています。
東洋医学の視点から考えるPMSのメカニズム
 
東洋医学では於血(おけつ)といって、血液の循環が滞っている状態であると考えます。
 
昔のひともイライラしてた!?
 
2000年前に書かれている東洋医学の古典には「狂の如し(きょうのごとし)」とあって、これはつまり、怒鳴ったり、物を投げつけたり、暴力をふるったりなど、普段のその人からは想像もできないような行動をとったりすることがある。
 
など、PMSという病名が知られるようになったのは最近ではありますが、古来から同じようなことはあったようです。
 
於血とは
 
血液の循環が滞ってしまっている状態で、循環が悪くなっているため「手足が冷えやすい」「肩こりがひどい」「さめ肌」「月経痛がひどい」「アザができやすい」など於血特有の症状がでやすかったりします。
 
於血体質といって、元々の体質によるものであったり、寒い季節の薄着のファッションや夏場のエアコンなどでからだを冷やすような生活を続けていたり、アイスクリームや冷たい飲み物など、冷たい飲食を摂っていたりするとからだが冷えやすくなってしまうため、於血ができやすくなってくることがあります。
 
このように於血ができてくると自律神経やホルモンバランスが乱れやすくなってしまいPMSの症状がでやすくなってくると考えます。

1.軽めの有酸素運動

PMSを改善させるためには、軽い有酸素運動が効果的と言われています。

ウォーキングや軽めのジョギングなど、全身運動を行うことにより新陳代謝をあげて血流を良くすることが大切です。

また、運動を継続することで自律神経が整い、ストレス発散の効果も期待できます。

運動習慣がない方は、最初は10~15分ぐらいからでもよいので、ムリのない範囲で運動を始めるとよいでしょう。

それでもハードルが高いという方は、日常生活のなかで歩くを意識して、一駅分歩く、自転車ではなく歩き、5階ぐらいまでならエレベータやエスカレーターは使わず歩く、など意識的にからだを動かすことを取り入れてみてください

 

2.マインドフルネス

マインドフルネスは姿勢をただして、呼吸を意識することによって、脳やこころを整えるためのひとつの方法です。

マインドフルネスを行うことによって、脳がリラックス状態となるため、ストレス解消に効果が期待できます。

マインドフルネスのやり方

1.姿勢をただす

床に座ってあぐらをかいても、椅子に座った状態でもよいので頭のてっぺんで天井を押すようなイメージで背筋を伸ばします

目は伏し目がち(半眼)にして、2メートル先ぐらいの床を眺めるようにします。

2.呼吸を意識する

腹式呼吸で、丹田といって下腹部に呼吸をいれていくようなイメージ(実際に下腹部に呼吸は入らないのであくまでイメージで)、自分の呼吸に意識を置きます。

3.考え事が浮かんできても、追わずに流し去る

何か考えごとに気づいたら、そこに意識は置かずに流し去ります。

それでも繰り返し考え事はでてくるものなので、そのたびに追わずに流し去るを繰り返します。

これを続けることによって、脳がリラックスして、少しずつ緊張がほぐれてくるためストレス解消に効果があります。

1日5分でもいいので、毎日継続していくことにより少しずつ効果が現れてきますので、ぜひやってみてください。

3.生活のリズムを整える

PMSの辛い症状を少しでも軽くするために、まず大事なのは睡眠です。

生活リズムが乱れていたり、睡眠不足が続いていると、自律神経のバランスが乱れやすくなってしまい、さまざまな症状の悪化につながります。

忙しくても、なるべく睡眠時間はしっかりと確保することを心がけましょう。

特に朝日を浴びると体内時計がリセットされて、生活リズムを整えやすくなります。

 

4.PMSに効果が期待できるツボ押し

三陰交(さんいんこう)

生理痛など婦人系の疾患全般に効果的なツボ。

場所:内くるぶしのてっぺんから指4本上。骨際にあるくぼみ。

大巨(だいこ)

月経関連に使われるツボ。婦人系の疾患に幅広く効果が期待できます。

場所:おへその下指3本分のところから、さらに横3本分のところ

 

太衝(たいしょう)

精神を安定させるツボ。PMSによるイライラなどに効果が期待できます。

場所:足の親指と人差し指の間、足首側になぞって指が止まるところのくぼみ。

 
これらのツボをそれぞれ20秒~30秒程度、ほどよい圧で2~3セット、ゆっくりと押してあげてください。

それでも症状が改善されずにお困りなら

院長の塙です。
あなたのお悩みを解決します!​

PMSの症状が出やすいひとは、東洋医学では於血(おけつ)といって、血液の循環が滞りやすいタイプのひとが多いです。

ただ、ひとことで於血といっても、もともとの体質であったり、生活環境などの背景は、そのひとによってさまざまであったりします。

当院では詳しくお話しをお伺いして、診察していくことにより、根本の原因を見つけていき、マニュアル化されているような治療ではなくオーダーメイド型の治療をこころがけています。

このような症状でお困りの方は、ぜひ当院にご相談ください。鍼灸治療を通じて、あなたの健康を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

当院では渋谷区、港区を中心に出張整体・出張鍼灸を行っています。

忙しくて時間が取れない、身体がつらくて外へでられないなど、そんなときはぜひはなわはりきゅう整体院の出張サービスをご利用ください。

 

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