〒151-0073 東京都渋谷区笹塚2丁目37-7
はり師 免許番号:第133998号
きゅう師 免許番号:第133823号
柔道整復師 免許番号:第65197号
出張施術業務開始届:渋谷区保健所(2023年9月28日受付受理済)
営業時間
はなわはりきゅう整骨院が今までに手がけた事例を一部ではございますがご紹介いたします。
発症のきっかけ
下に落ちているものを拾おうと屈んだ瞬間に腰がピキっとなり、それから徐々に痛みが酷くなり動けなくなる。
ご自宅へ向かうと、リビングにマットレスを敷き寝た状態であった。うつ伏せになることは出来なかったため、横向きで鍼灸を行う。術後は少しだけ動きが改善するも、起き上がることはまだできず、ご主人を一緒にマットレスごと奥様を寝室まで運ぶ。本人も痛みの不安からか泣いてしまい、明日も治療に来てくださいとお願いされる。
昨日よりは動けるようになってはいるものの、まだ完全に起き上がることはできず、ほぼ寝たきりの状態。昨日同様鍼灸を行う。術後は辛うじて立つことはできるようになる。明日も来てくださいと言われ終了する。
初日に比べると動けるようにはなってきたが、痛みのためまだ立って歩くことはできない。昨日同様鍼灸を行う。術後、ようやく立って歩けるようになり子供達がそれを見てびっくりして「ママが歩けるようになった‼」と喜んでいたのが印象的だった。だいぶ動けるようになってきたので様子をみてまた連絡します、ということで今回の施術は終了する。
院長感想
今回の患者様は、自分で起き上がることもできないほどの重度のぎっくり腰でした。ご本人も、ここまで動けなくなるぎっくり腰は初めての経験であり、強い痛みと不安から精神的にも大きな負担を抱え、涙を流される場面もありました。
治療に関しては、施術直後からわずかながら改善がみられ、初日より2日目、2日目より3日目と段階的に回復が進んでいきました。今回のケースでは、受傷直後という比較的早い段階で出張依頼をいただけたことが、早期治療・早期改善につながった大きな要因であったと考えています。
発症のきっかけ
重い物を持ち上げようとした際に腰に強い痛みを感じ、そのまま動けなくなる。自力歩行もままならず、ご主人の肩を借りながら車で何とか家まで帰る。翌日、出張治療の依頼の連絡が入る。
ご自宅へ向かうと、本人は起き上がることは出来ないため、家族の協力で食事も含めて全てベッドまで運んでもらっているような状態であった(トイレは這いつくばって何とか済ませる)。施術は、鍼灸治療をメインに行う。初回の治療ではほぼ変化がなく終了する。
昨日からの変化はほぼなく、移動はおろか起き上がることも出来ないので、ベッドの上での生活が続く。昨日同様鍼灸を行う。
ご自宅到着後、部屋に向かうと開口一番「先生!動けるようになった‼」とのこと。昨日までとは打って変わって、からだを起き上がらせて立ち上がれるようになっていた。昨日同様鍼灸をして、あとは様子を見てまた連絡をします。ということで今回の施術は終了する。
院長感想
私はこれまで20年以上、臨床の現場に携わってきましたが、今回のようにここまで重度のぎっくり腰を施術するのは初めての経験でした。独立開業以前は店舗での診療が中心であり、ぎっくり腰の患者様も「治療院まで来られる程度の状態」の方が多かったため、まったく動けないほどの重症例を出張で施術するのは初めてでした。
当初は鍼灸治療でどこまで効果が出せるのか、私自身も未知数な部分がありました。実際、初日・2日目の治療直後にはほとんど変化が見られず、「この状態では動けるようになるまで1週間はかかるのではないか」と思っていました。しかし予想に反して、3日目には起き上がることができるようになり、私自身も大変安堵しました。
この経験を振り返ると、初日・2日目に行った施術の効果が、3日目にようやく現れ始めたのだろうと考えています。直後の反応がまったく見られなかったため、不安を覚えたのも正直なところですが、「3日目に動けるようになった!」という患者様の声を聞けた瞬間、私自身も自信を得られた貴重な症例となりました。
発症のきっかけ
音楽活動をしていて、昨日はライブがあった。ライブが終了して後片付けで楽器を運ぼうとしていた際に、腰に痛みが走る。その後少しずつ痛みが強くなり、翌日起きると痛みのため全く起き上がれなくなってしまったため出張の依頼が入る。
寝室に布団を敷いた状態。寝返りも打つのも一苦労。トイレはなんとか這いつくばって行っている。うつ伏せは出来ないので横向きの状態で鍼治療をメインに施術を行う。術後は少しだけ立てるようになる。
昨日より少し動けるようになった。が、基本は布団に寝た状態で過ごしている。まだ立って歩けるまでには至っていない。昨日同様鍼をメインに施術を行う。術後は昨日よりも更に動ける範囲が広がり、少しの距離であれば歩けるようになってきた。
まだ痛みは残るものの、最初に比べたらからだも起こせるし、だいぶ楽になってきたとのこと。昨日同様に鍼治療メインにして施術を行う。昨日よりも立って歩ける範囲が広くんる。
院長感想
初めてご依頼いただいた時は、ご自身では全く動けないほどの重度のぎっくり腰の状態でした。幸いにも最初の施術から効果が現れ、回を重ねるごとに少しずつ動けるようになっていかれました。
「鍼をすればすぐに治るのでは?」と思われる方も多いのですが、実際には患者さんのその時の体調やお身体の状態、また鍼との相性などによって効果の出方はさまざまです。必ずしも一度で劇的に良くなるとは限りません。
今回のケースでは、3回の施術で大きな改善が見られましたが、回復までの期間や施術回数には個人差があります。大切なのは、ご自身の体調に合わせて無理なく治療を続けていくことだと思います。
発症のきっかけ
もともと別の主訴で通院していた患者さんでしたが、一か月前ぐらいから腰痛と右足の痺れが出現する。整形外科に受診すると「坐骨神経痛」と診断される。主治医と相談し、手術の選択もあるということで患者さん自身も早く良くなりたい一心から手術を希望。来月手術することが決まった。(2023年9月までは店舗での診療をしていました)
腰痛と右足を中心とした、鍼灸整体による施術を行う。施術に対する反応がとても良く、術後は軽快する。
前回施術以降、すっかり痛みが取れたらしくてそれを主治医に伝えると、そこまで痛みが軽くなっているのであれば手術はせず見送りましょうということになった。施術は初回と同じように腰右下肢を中心とした施術で終了する。
院長感想
今回は非常に特殊なケースでした。これまで「手術をしましょう」と言われるほどの症状が、一回の施術で軽減し手術が回避されたというケースは私自身初めて出来事でした。その後話しを聞いていると、前回施術をした夜、排便を催しトイレで用を済ませたところ排便の中に「寄生虫」がいたそう。それ以来、すっかりと腰の痛みがなくなったとのことでした。これは東洋医学では瞑眩現象といって、施術をすることによって身体は治そうとする方向に働くため、身体の中の悪い物を外に追い出そうとする現象の一種であったものと思われます。私自身とても勉強になったケースでもありました。
発症のきっかけ
もともと通院されている患者さん。昨日の低気圧の影響で体調が悪くなり、めまいがひどくなってしまったため来院する。(2023年9月までは店舗での診療をしていました)
めまいがひどく真っすぐ歩けないため壁などに手をつきながら、ご主人と一緒に来院する。めまいは耳周りの三半規管が影響をしているため、それを改善するための施術を行う。また、低気圧の影響を受けやすい方はお腹が冷えやすくなっている事が多いため、お腹を温めるような施術も併せて行う。帰りはめまいが取れて真っすぐ歩けるようになる。また明日来院してもらうよう伝える。
昨日の施術以降、めまいはでなくなった。まだ不安な感じは残るので昨日同様の施術を施す。
院長感想
気圧の変化で体調を崩しやすいひとは、元々の体質的に胃腸が弱かったり、お腹が冷えやすかったりするひとが多いので、気圧性頭痛やめまい、肩こりなどの訴えがあっても、症状のでている患部だけの治療ではなく、お腹のほうも温めるなど根本的な改善が必要になってきます。なのでこような方の場合には、その場限りでの治療だけではなく、中長期的に体質を改善していくような治療を考えていきます。
〒151-0073 東京都渋谷区笹塚2丁目37-7
はり師 免許番号:第133998号
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