水分代謝がわるくなってしまい、からだに溜まって水を東洋医学では水毒と言います。

あまりからだを動かさず運動不足であったり、お酒や氷が入ったドリンクなどの冷たい飲み物やアイスクリームなど冷たい食べ物を年中食べていると、からだが冷えて水分代謝が悪くなってしまうため、水毒が溜まりやすくなってしまいます。

水毒というのは、文字通り、からだに余分な水が溜まることによって、害となってしまっている状態を指します。

そうすると、お腹が冷えやすくなってしまうことにより胃腸機能の調子が悪くなってしまったり、それに伴って手足の冷えや肩こり、腰痛を引き起こしてしまったり、頭痛やめまいなど、さまざまな症状を引き起こす原因になってきてしまいます。

夏の暑い時期というのは、本来を汗をかいてからだに溜まって水毒を排出する良い機会なのですが、近年ではエアコンが普及し、自宅や会社、公共交通機関など、外を歩く以外の場所ではどこもかしこもエアコンが効いているため、夏場に汗をかく機会がグッと減ってしまいました。

近年の暑すぎる夏を思えば、冷房を入れなければ命の危険にさらされるほどの猛暑なので、エアコンの普及というのは我々の生活には欠かせないものになってはいるのですが、ただ、冷房が効いた部屋にずっといると、皮ふの汗腺は閉じたままになってしまい、適切な水分代謝の機会が減ってしまうため、それはそれでからだにとっては不都合なことになってしまうのも事実であります。

なので、なるべくからだは冷やし過ぎないようにするのも大事なのですが、それ以上に暑すぎる日であれば真昼間は外すなどして、日が暮れてからなど、適度に外出して汗を出してあげることが大事だったりします(^_-)-☆